2017年9月5日(火)、千里公民館において、サイエンスカフェを開催しました。参加者は、千里公民館の近くにお住まいの方など9人(大阪大学や豊中市の関係者を除く)でした。
千里公民館では、平成24(2012)年度以降、様々なテーマのサイエンスカフェが開催されてきました。第13回目にあたる今回と第14回目にあたる次回(2017年10月3日開催予定)は、共通テーマを設けています。それは「ミライをつくる情報技術」。
第13回「一歩先の未来をみんなで考える:新しいテクノロジーとの付き合い方」は、参加者のみなさん同士で、いろいろな意見を出していただくという回。八木絵香准教授(大阪大学COデザインセンター)、水町衣里特任助教(大阪大学COデザインセンター)が進行役を務めました。
この日は、ちょっと変わった自己紹介から始めてみました。
「サイエンスってどんな色だと思いますか?」
この問いに答えてもらいつつ、お名前も伺いました。
今回のテーマ、顔認証技術を説明する時に使ったのは、顔認証技術についてストーリー仕立ててで説明されている絵本形式の資料です。この資料に八木准教授が補足説明を加えつつ、みなさんへに問いかけました。
「この技術、どんないいことがあると思う?」
「逆に、どんな不安があると思う?」
テーブルごとに、付箋にメリットとデメリットを書き出し、それをA4の紙にまとめながら、話を深めていきました。
サイエンスカフェ終了後、参加者のみなさんからは、こんな感想が寄せられました。
次回「新しいテクノロジーのルールをつくる:安全と安心はどう確保されているのか」は、今回の議論を踏まえつつ、岸本充生教授(大阪大学データビリティフロンティア機構)がいろいろな事例を紹介します。