2016年12月14日(水)、グランフロント大阪北館 ナレッジキャピタル1Fにあるカフェラボにて、ナレッジキャピタル超学校 大阪大学COデザインセンター×ナレッジキャピタル:対話で創るこれからの「大学」、第3回「学びが『生まれる場』の作り方」を開催しました。
今回対談をしたのは、文化人類学を専門とする大阪大学COデザインセンター教授・副センター長の池田光穂と、保育士起業家の小竹めぐみさんと小笠原舞さんです。小竹さんと小笠原さんのお二人で、合同会社こどもみらい探求社の共同代表を務めていらっしゃいます。寒さ厳しい中、35人のみなさまにご参加いただきました。
コーディネーターである八木絵香(大阪大学COデザインセンター准教授)から、大阪大学COデザインセンターについて、そしてナレッジキャピタル超学校シリーズについての紹介があり、その後には、今回の講師3人の自己紹介がありました。対等に語り合うためには、呼び名が大切!ということで、今回はお互いに、めぐちゃん、まいちゃん、そして、池田のおっちゃん(!)とニックネームで呼び合うことに。
保育士起業家として日々学びの場を作り出している、めぐちゃん、まいちゃんのお二人からは「育つということ」や「子どもから学ぶこと」など様々なトピックについて、実体験にまつわる話が紹介されました。池田のおっちゃんも、大学で実践を積み重ねてきた対話型授業「臨床コミュニケーション」や「認知症コミュニケーション」でのエピソードを紹介しながら応えます。会場からの質問をきっかけに、大人とこどもの定義や違いについて盛り上がったりもしながら、あっという間に90分が過ぎていきました。
参加者の方からは、
「大人の決めつけや一般常識でしばられていることからどうしたら解放できるのか考えるきっかけになりました。」
「『学び』って何? 普段考えないことを考えました。」
「『知らない』『わからない』をポジティブに問い続ける。という説明がおもしろかった。」
といった感想をいただきました。