宇宙箱舟ワークショップ/春休み親子てつがく対話相談(「ナレッジキャピタルワークショップフェス 2019 SPRING」内)

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2019年3月16日-17日、グランフロント大阪にあるナレッジキャピタルでは、ナレッジキャピタルワークショップフェス 2019 SPRING(主催:一般社団法人ナレッジキャピタル、株式会社KMO)が開催されていました。

大学や企業が提供する多様なプログラムが行われる2日間で、大阪大学COデザインセンターも2つのワークショッププログラムを提供しました。

・宇宙箱舟ワークショップ ―もし宇宙に引っ越しするなら、どんな生き物を連れていく?―
担当:水町 衣里(大阪大学COデザインセンター 特任助教)
・春休み親子てつがく対話相談 ―てつがく的な疑問を持ちより、みんなで一緒に考えよう!―
担当:髙橋 綾(大阪大学COデザインセンター 特任講師)

どちらのプログラムも、3月16日(土)の午後に、ナレッジキャピタル(グランフロント大阪 北館)地下1階 イベントラボで実施しました。

まず、13時からは、「宇宙箱舟ワークショップ」。12組24人の親子が参加しました。

「20XX年。地球を出て、宇宙に引っ越しすることになったら・・・どんな生き物を連れていく?」
こんな問いについて、みんなで考えてみました。自分の意見を話したり、ほかのひとの意見を聞いたりしながら、いろいろな生き物のカードを「箱舟」の形をした紙の箱に出したり入れたりします。

「ドングリがなるコナラを持って行ったら、木陰もできるし、他の生き物の住処にもなるし、ドングリも食べられるかもしれないし、木材も使えるかもしれない。」
「癒されたいからイヌは必須。」
「コメやムギは持っていかなければ。」
いろいろな声が聞こえてきます。

参加された方からは、「いろんな視点から連れて行く生き物を考えるのが楽しかった」「親子でよい勉強になった」という感想をお寄せいただきました。

続いて、15時半から実施したのは、「春休み親子てつがく対話相談」。5組10人の親子が参加しました。

1人1枚手渡されたワークシートに書くように言われたのは、「答えがないような、むーっちゃ難しいなぞなぞ」。でそろった「なぞなぞ」をみて、みんなで考えてみたいものを選び、その「なぞなぞ」を考えていく、という時間でした。

例えば、こんな「なぞなぞ」がありました。
「えがおをみると どうして うれしいきもちに なるの?」
「なぜ うれしい時にも 涙がでるのか?」

参加された方からは、「いろんな意見があって、答えのない質問を考える時間を持ててよかった」「子供たちと話す機会があまりないので楽しかった」という言葉をいただきました。

この日は、隣のブースからも、楽しそうな音楽や歓声が聞こえていました。

https://www.cscd.osaka-u.ac.jp/co/2019/000676.phpより転載)

2019年4月22日 掲載
作成者:みずいろメガネ

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